
よく、「手帳が続かない」という話を聞きますが、昔の私もその一人でした。理由は次の2つ。
- 手帳をスケジュール管理の為のツールだと思い込んでいた事。
- 目的を持たずに手帳を書こうとしていた事。
手帳には大きく分けて「計画型」と「記録型」があるのだそう。
「記録型」という概念の無かった私は、ただひたすらスケジューリングしようと、何度となく手帳にチャレンジ。
しかし、スケジュール管理をほとんど必要としない生活を送っている私には、使いこなせるはずもなく。何度も何度も挫折してしまうのは、当然の結果でした。
転機となったのは2014年。その年の春に人生の中でかなり大きな出来事があり、それらを記録として残しておきたいという思いから、手帳にその出来事を綴り始めたのがきっかけです。
この時、手帳ってログを残す事に使ってもいいんだ、と気づいたと同時に、手帳を書く目的が出来たのでした。
それからはずーっと記録帳として活躍しています。
しばらくして『やる事・やるべき事』の、いわゆるタスクをバレットジャーナル風に書くようにはなりましたが、予定管理の機能は全くありません。
そして恐らく他の人と変わってるな~というのが、マンスリーを出納帳として使っている事です。本当に書くほどの予定というものがないので、マンスリーを活用する機会がなく、出納帳として使ってみたらピッタリはまった、という感じ。
そんな私の、手帳変遷は次の通り。
2014年~2015年 ノート利用の手作り手帳
A6ノートにシールタイプのマンスリーを貼り付けて、その後に時々日記を綴ってました。
2016年~2017年 ほぼ日オリジナル
日記の量が多くなったので、ほぼ日オリジナルにチャレンジ。2017年9月に出会った『CHITTA式 未来を予約する手帳術』にかなり影響を受けて、10月からは(ほぼ日のメモ帳に手書きで作成した)バーチカルを取り入れました。
2018年 ほぼ日オリジナル +ほぼ日の週間手帳
昨年に引き続き、ほぼ日オリジナル にバーチカルを足したスタイル。
2018年5月~ ジブン手帳mini
バーチカルに心酔した事から、かなりもったいなかったけれど2018年度のほぼ日は半年も使わずして、新たにジブン手帳を使い始めました。
当初はIDEAを併用して、そこに日記を書いていましたが、やがて書く内容もほとんどなくなってきた為、2020年の後半からはジブン手帳1本です。また、最初は通常のものを使ってましたが、トモエリバーではなくなった2021年からBizに変更。落ち着いた色合いとMIO PAPERがなかなか良いです。
このように紆余曲折を経て、ほぼ確立されたと思われる私の手帳スタイルがこちら。
- 使用している手帳は『ジブン手帳 Biz mini』
- マンスリーは出納帳として使用
- バレットジャーナル要素も取り入れている
- 一切デコらない、でも文字は4色使う
恐らく、マンスリーを出納帳として使っている事が、私の手帳スタイルの最大の特徴ではないかと思っています。(全く居ないと思っていたら、少数派ではあるものの居るようでビックリ)
家族の家計を預かっている身ではないので、そこまで細かな仕訳が必要ではありません。ざっくりとした分け方で管理できるからこそ、マンスリーで事足りているとも言えます。
使っているペンが4色+シャープなので、仕訳は食費・日用品・趣味他・医療費の4種類のみ。それぞれに設定した色で日々使った内容を記載しています。
現金払いしたもののみ記入しているので、出納帳というより、お小遣い帳に近いでしょうか。(全体のお金の流れは、ジブン手帳Bizの前の方にある『お金の計画』の見開きページで管理しています)
ひと月分を見渡せて、どこに何を使っているのかも分かるので、これが私の定番となりました。
以上、手帳の使い方変遷とようやく見つけた自分の手帳スタイルでした!